失敗伝 その1 遅刻した話
私は今まで様々な失敗をしてきている。
自戒の念も込めて書くことにした。
遅刻した話
大昔の新人の頃、はじめての出張で前夜から緊張していた。ふと気がつくと、電車の発車時間に目が覚めた。。。
いきなりの寝坊だ。。。
大分から、福岡県の担当者会議の会議場へ電車で移動する予定。
始発の特急『ソニック』に乗らなければならないのに。。。大分駅の真裏に住んでいるので、発車のアナウンスが、聞こえる。。
あー、行っちゃったよ。
当時はナビタイムもないし、siriもいないのでひたすら慌てて着替えて駅へ走る。
次の特急で、博多へ急ぐ。
新人で、初めての出張で、まさかの遅刻。
しかも新人研修の担当教官が主催する会議。。。
当時は携帯もなく、会議の会場の電話番号を事前に調べておく知恵も無いため、電車の中で頭を抱えて、ひとりブルーになっていた。
博多に付き、通常ならば、西鉄電車へ乗り換えて会場のある太宰府へ移動で、十分間に合うはずだが、すでに会議開始の二十分前。
雨も降っている。。。
血迷ってタクシーに乗り込む。。。
後で冷静に考えれば、二日市か、太宰府まで電車で行ってからタクシーに乗るのと殆ど変わらないか、むしろ遅くなる。
会議に参加する前に既にズタボロで、30分遅刻で会議に参加。。。
九州各地から担当者が集まる会議で新人には、各担当とも興味なく既に進行中。。。
『すみませーん、遅れました。』とそそくさに席にすわり、合流。
会議前にスタミナ切れで、内容はもう忘れた。
いや、余りにインパクトがありすぎたので、遅刻エピソードだけ覚えているのかな。
「失敗の原因」と「こうするべきだった」
寝坊した → 目覚ましをたくさんセット・準備は前日に終わらせておく
血迷った選択 → 起きたことは仕方ないので、とりあえず落ち着く
一度冷静になってから、対策を考える。
この場合は、どうすれば一番早く着くか。
事前に電話を入れるべきだった。
→会議の会場の電話番号を調べておく
(まだ携帯がそこまで普及していなかった)